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父のその後。緊急手術。 [家族・夫婦・子どものこと]

昨日、夕方、急に呼び出された。緊急手術だとのこと。
かなり専門的な説明をされたので、詳細はよくわからなかったのだが、
内臓のどこかに穴があいていて、血圧が急に低下して
非常に危険な状態だと告げられた。
それは、大腸、もしくは胃、十二指腸。もしも大腸なら、手術が成功しても
生存の可能性は五分五分だとか。大腸なら3時間以上かかる
大きな手術になるとも言われた。
そこまで言われると、母も私も腹をくくる、というか
覚悟を決めたという心境になり、落ち着いて控え室で待っていた。

で、手術は無事終了。患部は十二指腸ということで予定より
早く終わった。今はICU(集中治療室)入院中。
人工呼吸器をつけている。
昨日と今日が、ひとつの山で、容態が急変しなければ、
とりあえず最も危険な状況からは脱する事ができるそうだ。
そのあとも、何段階もハードルが待っているようだけど…。

なぜ、そんなになるまで、ほっておいたか?耐えられたか?
その原因がやっとわかった。
どうやら父は、認知症で、それがかなり進行しているとのこと。
入院前の状況は、ふつうであれば叫びたくなるほどの
痛みがあるはずなのに、
その痛みを本人がほとんど感じていないんだそうだ。
だから、内臓が完治しても、最後に大きなハードルが
あるわけで、自宅へ帰れる可能性がかなり低くなったとも言える。

認知症のことは、母もそして私も、まったく気づかなかった。
入院する前日に、あれっ?と思う事があった程度。
勤めていた大学を辞めてから、極端にしゃべらなくなった父。
だから気づかないんだよな、そういうのが進行していても、
行動を観察なんてしてないし。

昨日、手術を待ってる間、久々に母とゆっくり話をした。
痛みを忘れている、というのはある意味、しあわせなことなのかも
しれないね、と母は言っていたし、私もそう思った。
ところどころ記憶があいまいになるようだが、
自分の仕事である医学的な事はしっかりと医師に告げていたそうだ。
ちなみに、昨日の執刀医は、父の教え子らしい。

そして、よっぽどかわいいのか、孫の事はしっかりと覚えている。
ブログにも書いたが、10月10日のバースディ食事会が楽しくて、
何度も何度も、楽しかった、と言っていたそうだ。
こういう状況のとき、子どもより、孫になるんだねw

ここ数日、娘の仏壇に手を合わせてお願いしている。
父にも、そして母にも、いちばん良い方向に進みますようにと。



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